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短気は治らない?!おじさんが「瞬間湯沸かし器」になる3つの原因とは

メンタルヘルス

短気は損気と言われます。私も同僚や後輩から「瞬間湯沸かし器」と呼ばれています。

「怒り」はネガティブな感情と捉えられがちですが、元々は人類が狩猟の際に「闘うか?逃げるか?」という判断基準として、脳機能の中に「生存していくために備わっている感情」です。時には必要な感情なのです。

しかし、怒ってばかりだと、周囲からは「短気で怒りっぽい」「威圧的」な人間と見なされます。

「瞬間的湯沸かし器」から脱皮し、周囲と円滑なコミューニケーションを保てるように努力することは、職場や家庭で大事です。

おじさんが「瞬間湯沸かし器」になる3つの原因についてお伝えします。

短気をアンガーマネジメントすると、平和です。

先日、私と娘で次のようなやりとりがありました。

休日に私は朝から出かけました。午前中に、ある福祉作業所でボランティアをして帰宅しました。
(ダンス指導したり、焼きそばを焼いたりしました。)
ひとしごと終了!

自宅にて、大好きなカープをTV観戦しました。
「ひと仕事したので一杯飲みながら観戦」しました。

おじさんにとっては至福のひとときです。

そこへ、娘から一声かかります。

「お父さん、駅まで(車で)送ってくれん?」

「えー、もう酒のんどるで!」

娘、無言。

その後、来客がありました。

私は応対しようと玄関へ向かおうとしました。

娘「私が出るからいいよ。お父さんはお酒飲んどるでしょ!」

と、ものすごい目ヂカラの言葉を浴びました。

その後、娘は「友人と食事をする」と50ccバイクで駅まで出かけていきました。

そうです、娘は「お酒を友人と飲むため」に車での送りを依頼したのでした。

こうしたケースで短気なおじさんは怒りのポイントは2箇所あります。

「なんで、睨まれないといけないのだ!」(ちゃんと、おじさんは、仕事(ボランティア)をした後、ご褒美として休日の午後に酒を飲むことがいけないのか!)

相手(娘)は酒を「アフター5(夕食時)に友人と自分が楽しんで飲む」ため父である「酒好きなおじさん」に対しての送りの依頼である。(自分の楽しみのためのみの都合による不機嫌であり、相手(おじさん)の立場を考慮していない!)

本来的には

「お父さん、私夕方に友だちと会食する予定があるんよ」
「送ってくれん?」と

私が「飲む前」に意向打診があれば、おじさんは、なんぼ酒好きでも「飲みません」
そんな事前の話もなく、唐突に(こちらの事情は関係なく、そちらの一方的な事情で)
「送ってくれん?」と頼まれても「飲んでしまった」後はどうしようもありません。

「事前の申込み」ないし「意向打診」→「許可申請」→「実行」
というプロセスが「おじさん的思考による行動規範」では必要なのです。

そうしたプロセスを経ない「許可なし」による「実行」はルール違反としての拒絶感がおじさんには生じます。

おじさんが「瞬間湯沸かし器」になる3つの原因とは

ストレスによる心理的抑圧からの八つ当たり。

職場での冷遇や家庭内不和が原因でストレスがたまります。そうしたストレスは抑圧された感情を貯め込みます。例えるならば、「沸騰したヤカン」の状態です。ヤカン内の圧はとても高くなっています。すぐに「ピィー」と沸騰してしまいます。

ちょっとした批判や反論に対して過剰に反応してしまう状態となります。

腸の不健康

腸は第二の脳と呼ばれています。アルコールの過剰摂取や肉食の偏重といった食生活が続くと腸は元気を失ってしまいます。

元気のない腸は精神的な不安定をもたらします。

これも、おじさんを「瞬間湯沸かし器」にする原因となります。

リラクゼーションの方法を知らない

瞬間的湯沸かし器タイプのおじさんは、必ずといってよいほど「せっかち」です。つまり短気です。もともと気が短いのです。仕事をテキパキする・食事時間が短い・頭の回転は速いなどの特徴があります。

そうしたおじさんはリラクゼーションの方法を知らず、気持ちが安らぐことがないので、日々「せっかち度」を増してますます短気になります。結果、瞬間的にお湯をわかしてしまうのです。(感情を爆発させてしまうのです。)

まとめ

おじさんは、意向打診→許可申請→実行 という決定プロセスを好む

瞬間湯沸かし器タイプは「せっかち」で「短気」である。

ストレスによる心理的抑圧・腸の不健康・リラクゼーション不足が「瞬間湯沸かし器」となる3大原因である。

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