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普段は温厚なのに酒癖が悪い男性の抑圧された心理を解消する方法とは?

 

普段は温厚で優しく、細かな気づかいも出来る男性がアルコールを飲むと適量で済ませることができず、酔ったあげく、暴言や誹謗中傷などを繰り返す。ひどい場合には暴力をふるう。そうした男性がいます。

そうした男性心理メカニズムと抑圧された心理を解消する方法についてお伝えします。

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抑圧された男性心理の特徴 仕事中心主義

 

1986年に男女雇用機会均等法が施行されましたが、日本社会は、まだまだ、昔ながらに男性中心主義で動いている実情が多くみられます。そうした状況において、職場での難しい判断や責任を求められるシーンが多くなります。

家族を持つようになると経済的な安定や家事・育児の分担も求められます。

その結果、日常的なストレスを抱えます。

潜在意識とストレス

仕事や家事・育児を行うにあたり、論理的に正しいことばかりではありません。さまざまな不合理・矛盾を抱えながら私たちの日常は成り立っています。

論理的な思考は顕在意識が司っています。顕在意識とは別に私たちには潜在意識が存在しています。無意識とも言われています。

顕在意識と潜在意識の関係は、よく氷山に例えられます。約1割が表面に出ており、残り九割は水面下に沈んでいます。

論理的に正しくない不合理・矛盾に満ちた感情は潜在意識にため込まれていきます。しかし、普段は理性で抑制され爆発することはありません。

酒癖が悪くなるメカニズム

アルコールを摂取すると、胃や小腸上部から直接吸収され血液に溶け込みます。血液中のアルコールは肝臓に運ばれ、アルコール脱水酵素の働きでアセトアルデヒドを生成します。(二日酔いの原因となる物質です。)この有害な物質はアルデヒド脱水酵素により酢酸に分解されます。酢酸は血液で筋肉や心臓・各臓器に運ばれ炭酸ガス・水に分解されます。こうしたアルコール分解が適切に行われる場合、酒癖が悪くなることはありません。

しかし、アルコール摂取量が多く、肝臓による処理が追い付かない場合、アルコールは血液の流れに乗り、脳を麻痺させてしまいます。普段は理性を司っている大脳新皮質を麻痺させてしまいます。いわゆる、これが「酔っ払った」状態です。

潜在意識の中にため込んでいた日頃の不平・不満が大脳新皮質による理性のブレーキがきかず、ため込んでいた感情や情動がそのままストレートに、暴言・誹謗中傷として言葉として出てしまうのです。行動の抑制もつかない状態では暴力へとつながります。

心理的抑圧を解放する方法

男性に限りませんが、長時間労働を強いられる職場環境・働き方改革による勤務時間の制限(退出時間の設定はされるが、業務量は減らないというジレンマ)・余裕のない納期期限・家庭状況を顧みない転勤、親の介護等々、日常的にストレスを感じる場面は多くあります。

そうしたストレスをため込むことで私たちは心理的に抑圧された状態に置かれます。

傾聴のすすめ

酒癖の悪い男性との人間関係改善には「傾聴」(けいちょう)という心理学に基づいたコミュニケーション方法が効果的な場合があります。

傾聴は相手の話を受け入れ、うなづいたり相槌を打ったりしながら共感して相手の話を聞く技術のことです。カウンセリングでの基本とされています。大事なことは相手の話に対して、「私はこう思う」と反論しないことです。
受容→傾聴→共感がカウンセリングでは最も大切な基本です。
家庭内においては、お互いが対等な立場での会話となりがちです。
そうした場合、対立が生じます。

酒癖の悪い男性は普段は虚勢を張っていますが、実は自信がなく気の弱いタイプがほとんどです。

そうしたタイプの男性に対しては相手を受け入れ、共感してあげることで心理的な抑圧から解放される傾向が強いのです。

ただし、人間は相手の話を常に受容・共感することは無理です。
(とりわけ、家庭内においては難しいかもしれません。カウンセラーがクライアントの話を、冷静に聴けるのは、それなりのトレーニングと職業的な使命感があるからです。)

時間を区切って短時間でもいいですから、「そうよね」「わかる、わかる」と言ってあげることが大切です。

まとめ

抑圧された男性のストレスは潜在意識にたまる。

過度のアルコール摂取は理性を司る、大脳新皮質を麻痺させる。

大脳新皮質の麻痺により、普段抑圧されていた、感情や情動が爆発する。

酒癖の悪い男性は実は自信がなく、気が弱い。

酒癖の悪い男性に対しては受容・共感的コミュニケーション(傾聴)が効果的な場合がある。

酒癖の悪い男性への傾聴は短時間で済ませる。

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