「スロージョギングを始めてみたいけれど、どんな靴を選べばいいのかわからない」
そう感じていませんか?
スロージョギングは、ウォーキングより運動効果が高く、ランニングより体への負担が少ない『理想的な有酸素運動』です。
靴選びを間違えると、膝や足首に痛みが出たり、長続きしなかったりします。
この記事では、初心者でも失敗しないスロージョギングシューズの選び方と、おすすめモデル5選をわかりやすく紹介します。
「軽く走れる」「足がラク」「毎日続けられる」
そんな1足を見つけましょう。
※『スロージョギング』は一般社団法人日本スロージョギング協会の登録商標です。
スロージョギングとは?普通のジョギングとの違い
スロージョギングは、ニコニコペース(会話できる程度のスピード)で走る新しい健康法です。
通常のジョギングより速度が遅いため、呼吸が苦しくなりにくく、初心者や中高年でも無理なく続けられます。
歩幅を小さくし足の真下に着地することで関節への衝撃が減りやすいです。
呼吸は鼻と口を自然に使い息が上がらない程度を保つと安定します。
姿勢は目線を遠くに置き背筋を軽く伸ばし肩の力を抜くとフォームが乱れにくいです。
運動強度は会話が続く心拍の範囲を目安にし週二から三回の短時間でも効果が積み上がります。
ウォーキングから移行する場合は一歩おきの短い走りを挟み体への適応を確かめながら距離を延ばします。
快適に続けるために軽量でフィットするシューズを選び足の疲れや痛みが出ない範囲で取り組むことが大切です。
スロージョギングにおけるシューズ選びの重要性
スロージョギングでは足裏の“フォアフット着地(つま先寄り着地)”が基本。
このため、クッション性や反発力、軽さのバランスが非常に大切です。
不適切なシューズを選ぶと足裏やふくらはぎに負担がかかるので、専用設計の靴がベストです。
足の着地傾向や土踏まずの高さを把握し、過度な内倒れがある人は安定機能を備えたモデルを選ぶと安心です。
甲の高さと足幅に合うラストかを確かめ、かかとが浮かず小指が圧迫されないフィットを基準にします。
店舗では走行を想定して数分の試走を行い、つま先に一センチの余裕とスムーズな体重移動を確認します。
通販ならサイズ交換の可否を確認し、夕方のむくみや使用するソックス厚も考えて選びます。
小さな痛みやしびれが出る場合は無理をせず、インソール調整やモデル変更で早めに対処します。
スロージョギング用シューズを選ぶ際のチェックポイント
初心者が注目すべきは次の5点です。
これらを意識して選ぶことで、「軽く走れる」「足がラク」「毎日続けられる」ことにつながります。
①軽さ
②クッション性
③フィット感
④足幅(ワイド/ナロー)
⑤安定性
①軽さ・ソールの厚さ・ドロップ(落差)の目安
軽すぎると安定感を欠き、重すぎると疲れやすくなります。
目安として、重さは200〜250g前後、ソール厚は3〜5cm、ドロップ差は5mm以内が理想。
これにより自然な足運びがしやすくなります。
目安は体格と走歴で前後するため試着で着地の安定を確認します。
つま先に一センチの余裕を取りかかとの浮きを防ぎます。
普段使うソックスの厚みで試すと誤差が減ります。
むくみが出やすい人は夕方の足で合わせると安心です。
ふくらはぎに張りを感じるときはドロップが低すぎる可能性があります。
膝に負担を感じるときはクッション厚と安定機能を見直します。
②クッション性 vs 反発性:バランスの考え方
スロージョギングでは、着地の衝撃を和らげるクッション性が最優先。
しかし柔らかすぎると推進力が落ちるため、適度な反発力のある素材を選びましょう。
沈み込みが大きいと接地時間が伸びフォームの安定を欠きやすいです。
反発が強すぎるとふくらはぎやアキレス腱に張りが出やすいです。
体重が重めの人はクッション厚めを目安にし軽めの人は反発やや強めでも走りやすいです。
③通気性・フィット感・アッパー素材の選び方
メッシュ素材のシューズは蒸れにくく、長時間走っても快適。
一方で、アッパーが柔らかすぎるとホールド感が不足するため、
「通気性+適度なサポート力」を兼ね備えたタイプが理想的です。
暑い季節は粗めのメッシュが快適です。
寒い季節は風を通しにくい二層メッシュが安心です。
かかと周りは硬すぎず柔らかすぎないカウンターが安定に役立ちます。
甲部はしなやかなアッパーに補強のオーバーレイがあるとロックが効きます。
試着はいつものソックスで行い足指が自然に動く余裕を確かめます。
かかとが靴から抜けてしまう時は、靴ひもを特別な方法で結んで調整します。
④足幅・サイズ感で迷ったときの対応策
「普段のスニーカーと同じサイズでいいの?」と迷う人は多いです。
目安として、つま先に1cmの余裕を持つのがベスト。
日本人は足幅が広めなので、ワイドモデル(3E~4E)を試すのもおすすめです。
試着は夕方のむくんだ足で行うと実際に使用するフィット感に近いです。
厚手ソックスを使う人はその厚みで確認します。
甲や小指に圧が続く場合はハーフサイズアップかワイドに切り替えます。
通販は交換可否と往復送料の条件を必ず確認。
中敷きで微調整しにくいと感じたら無理をせず別モデルに変更しましょう。
⑤安定性・サポート機能(プロネーション対応・ガイド機構など)
足の着地時に内側へ傾く方は人は、安定性を重視したガイド機能付きシューズを選ぶのが安全です。
足のクセに合ったサポートが、ケガ予防につながります。
かかとをしっかり包むヒールカウンターが安定していると、前足部への負担も軽減されます
ただし、剛性が強すぎるモデルは足の自然な動きを妨げることがあるため、違和感を感じたら無理に履き続けないことが重要です
フォアフット走法では薄底シューズがオススメ
スロージョギングでは足の付け根付近で着地するフォアフット着地で走ります。
ヒールの厚いシューズはかかと着地を誘導する設計となっており、フォアフット走法には向いていません。
逆に、フォアフット着地がしにくく、走りづらくなります。
スロージョギングには、薄底シューズがおすすめです。
薄底シューズとは、かかととつま先の高さの差が少ないシューズのことで、ランニングシューズではヒールドロップと呼ばれます。
ヒールドロップが小さいほど薄底になります。
一般的なランニングシューズは、ヒールドロップが10mm以上あるものが多く、厚底シューズと言えます。
厚底シューズは、かかと着地で走る人に向いていますが、スロージョギングではつま先着地で走ることが推奨されています。
つま先着地で走ると、足裏やふくらはぎの筋肉を使って衝撃を吸収しやすくなり、足や膝への負担を軽減できます。
フォアフット着地はかかと着地に比べ足首や膝の衝撃圧が約1/3に減少するというデータがあります。
つま先着地で走ると姿勢も良くなります。
薄底シューズは、つま先着地で走りやすい形状になっており、足の感覚も鋭くなります。
スロージョギングには薄底シューズが最適です。
私はナイキとニューバランス社の2足のシューズを所有しています。
どちらもかかとが薄めのタイプのものです。
クッション性はナイキの方が良いです。
その分、価格が高めです。
ニューバランスは履きやすさとコストパフォーマンスが良いので気に入っています。
私の場合は、ナイキ FREE RN は少し足幅が狭く、タイトです。
しかしクッション性を重視して履いています。
ニューバランス M FRASH は普段履きとして利用しています。
いつも履いているので空いた時間にスロージョギングができます。
ニューバランス社のシューズは足幅が広く設計されており、長時間のスロージョギングでも疲れにくいので重宝しています。
サイズはぴったりではなく少し余裕があるものを選ぶ
足の実寸サイズよりも1cm~1.5cm大き目のサイズを選びます。
靴の中で親指(母趾)や他の指を動かしてみて窮屈でないものを選びます。
実寸サイズぴったりのシューズで長時間走るとつま先がしびれた感じになります。
足先がずれずに余裕がある・足幅が広めのワイドタイプがオススメです。
足は走ると膨らんだり縮んだりするので、サイズがきついと足が痛くなったり爪が黒くなったりします。
サイズが大きすぎると靴がずれたりするので、指一本分くらい余裕があるものが良いです。
予算 5000円を超えるシューズが安心
2000~3000円台のシューズを短期間で履きつぶしては買い替えるという方もいらっしゃるようですが、あまりオススメはできません。
スポーツ用品メーカーで5000円を超えるシューズが製品としては安心です。
設計や素材にはメーカーなりの独自努力や工夫があります。それが価格に反映していると私は考えています。
試着は必ずしてみる
購入先は通販でもOKだと思います。
しかし、店頭で実際に購入しようとする靴を履くことは必要です。
メーカーによっては甲高、足先が細く設計されている場合があります。
自分の足に合うかどうかは、スポーツ店等で実際に試し履きをすることをおすすめします。
試し履きをする際にはウォーキング用の靴下を履くこと。
ウォーキング用の靴下は通気性やクッション性が高く、足への負担を軽減します。
普段履いている靴下と厚みが違うとサイズ感が変わるので、ウォーキング用の靴下で試し履きをすることが大切です。
試し履きをする際には歩いたり走ったりしてみること。
靴を履いて立っているだけでは、足へのフィット感や快適さがわかりません。
実際に歩いたり走ったりしてみて、足がずれたり滑ったりしないか、痛みや違和感がないか、確かめることが必要です。
スロージョギングにおすすめの薄底シューズ 5選
スロージョギングにおすすめの薄底シューズは、以下の5つの商品です。
1. ミズノ ビー(MIZUNO BE)
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特徴:足指を鍛える「足育」シューズ。インソールに傾斜があり、足裏全体を自然に使える。
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厚み:非常に薄い(ドロップ2〜4mm)
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おすすめ理由:裸足感覚+筋力強化に最適。室内や短時間のスロジョグにも◎
2. ワラーチ(サンダル型ランニングシューズ)
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特徴:ほぼ裸足に近い感覚。ベアフットランニングに近いトレーニングができる。
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厚み:極薄(5mm以下が多い)
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おすすめ理由:足指・足裏の感覚が研ぎ澄まされる。フォーム改善にも効果的。
3. ナイキ フリーラン(Nike Free RN)シリーズ
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特徴:ナイキの「裸足感覚」トレーニングシューズ。フレックスグルーブ(深い溝)で自由な足運び。
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厚み:やや薄底(厚底と薄底の中間)
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おすすめ理由:衝撃をある程度吸収しつつ、地面をしっかり感じられる。
4. ビブラム ファイブフィンガーズ(Vibram FiveFingers)
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特徴:5本指が分かれた「最強の裸足系」。足指が自由に動き、足裏の神経を刺激。
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厚み:極薄(3〜6mm程度)
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おすすめ理由:フォーム矯正・体幹強化・感覚トレーニングに。慣れるまで注意が必要。
5. MERRELL Vapor Glove(メレル ベイパーグローブ)
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特徴:ベアフット系の代表格。ミニマル設計で地面の感触を直に感じられる。
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厚み:ゼロドロップ、ソール薄め(6mm前後)
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おすすめ理由:足本来の動きを引き出し、自然なフォームを習得しやすい。
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よくある質問(Q&A)
スロージョギングシューズの選び方でよくある質問についてまとめてみました。
Q1.スロージョギングに厚底シューズは不向きですか?
A1.不向きとは言えないです。
厚底は衝撃をやわらげ関節を守りやすいです。
ただし、柔らかすぎたりソールの高さが極端に高いと足首がぐらつきフォームが乱れやすいので注意が必要です。
Q2.今持っているウォーキングシューズやスニーカーで代用できますか?
A2.結論として、短いお試しなら代用は可能です。
ウォーキング靴は歩く動きに合わせた設計で、走るときに必要な反発や曲がりやすさ、かかとの安定が不足しやすいです。
週に何度か走るつもりなら、軽さとクッション、かかとのホールドがしっかりしたランニングシューズに切り替えると、膝や足首の負担が減り、続けやすくなります。
Q3.膝や腰が痛い場合は、どのシューズを選ぶべきですか?
A3.膝や腰に不安がある人は、まずクッション性が高く着地衝撃を減らすモデルを選びます。
かかとを包むヒールカウンターがしっかりした安定型が安心です。
ドロップは中くらいの高さのものにするとふくらはぎへの負担を抑えつつ前へ進みやすいです。
足幅が合わない圧迫は痛みの原因になるので、ワイド展開やハーフサイズも試します。
店内で数分ジョグし、痛みや違和感があれば無理をせず別モデルに替えます。
症状が続く場合は専門家に相談します。
Q4.シューズは通販で買っても大丈夫ですか?
A4.通販でも選び方を守れば安心して買えます。
返品交換がしやすいショップを選びます。
Q5.どこで買うのがお得ですか?(ECサイトと実店舗のメリット)
A5.通販は価格が下がりやすく在庫も豊富で、レビューやクーポン、ポイントでお得に買えます。
返品交換の条件と返送送料を確認し、サイズ違いを取り寄せて室内で試すと安心です。
実店舗は足型測定や試走ができ、店員の提案で合う一足に出会いやすいです。
初めては実店舗でサイズを確定し、二足目以降は通販で買い足すと失敗が減ります。
まとめ
スロージョギングは会話できるペースで走る健康法で、フォアフット着地(つま先寄り着地)が基本です。
スロージョギングに最適なシューズ選びが、快適に続けるカギとなります。
薄底シューズが理想的です。
ヒールドロップ5mm以内、重さ200~250g前後、ソール厚3~5cmを目安にしましょう。
厚底はかかと着地を誘導するため、フォアフット走法には不向きです。
クッション性と反発力のバランスが重要で、柔らかすぎると推進力が落ち、硬すぎるとふくらはぎに負担がかかります。
通気性のあるメッシュ素材で、適度なサポート力を持つアッパーを選びます。
サイズはつま先に1cm余裕を持たせ、日本人に多い幅広足には3E~4Eのワイドモデルがおすすめ。
試着は夕方のむくんだ足で、実際に使う靴下を履いて行い、必ず歩いたり走ったりして確認します。
足が内側に傾く人は安定性重視のガイド機能付きを選び、違和感があれば無理せず変更しましょう。予算は5000円以上が安心です。

